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旭硝子財団が地球環境アンケートを実施し、その結果がまとまったそうです。
この中で、地球環境の危機を時計で表した「環境危機時計 人類存続の危機に関する認識」によると、9時05分で「極めて不安」に位置するそうで、昨年よりは3分遅くなっているようです。 ただ、財団では「誤差の範囲で地球環境が改善されたわけではない」と説明しているそうです。 このアンケートは、世界各国の環境専門家約3600人からの回答で毎年実施されているようです。 アンケートの質問で、アジェンダ21の進捗状況について聞いたところ、 「環境教育の推進」や「自治体や市民の参画」、「リサイクルシステムの構築」など進展している項目もあるのですが、「人口・貧困問題」「ライフスタイルの変更」については半数以上の専門家が進展していないと回答したそうです。 ライフスタイルを変えるのは、分かっていても難しい事ですよね・・・ 地球温暖化防止対策については、40%以上の人が「進展していない」として、「進展している」と回答した30%を超えているようです。 特に、京都議定書を批准していないアメリカを含む北米は、「進展していない」が70%、「進展している」が20%だったそうです。 アメリカって、いつでも自国に不利な事に対しては協調しない自分勝手な国ですよね^^; 今度、取り組むべき地球環境問題としては、 「地球温暖化を含む気候変動・変化」を第1優先課題として挙げられ、その他の課題としては「エネルギー問題」「貧困問題」などが多かったようです。 アンケートの詳細は、こちらです。 アンケートを開始した1992年と比べると、1時間16分時計の針は進んでいるようです。 ただ、年々進むスピードは遅くなっているので、時計の針が毎年戻るようになると良いですね^^ その分、一人一人が気を付けて行く必要があるんですけどね^^;
by iwasi_3
| 2005-09-06 22:17
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